「龍馬の親友」【ネミーマガジン第75号】

皆様、こんにちは。
今回はネミーマガジン2回目の登場となる
加納が担当させて頂きます。

さて皆様、『中岡慎太郎』なる人物をご存じでしょうか?
「ん・・・誰? 知らないなあ。」という方も、
坂本龍馬と共に近江屋で暗殺された人物と聞くと、
「あぁ・・」とうなずかれる事でしょう。

その中岡慎太郎ですが、
私の実家近くの室戸岬に銅像が立っています。

その銅像の目の前には、私の曽祖父が営んでいた
『南海荘』という旅館があった関係で、
幼少の頃からその存在、名前だけは知っていました。

そして、時が経ち、その偉大さを知ったのは、
父親の何気ない一言からでした。

父が、武田鉄也さん率いる『海援隊』を
初めてテレビで見た時の事です。

「・・・海援隊?」
「海援隊の隊長は坂本龍馬! 陸援隊の隊長は中岡慎太郎!」
(実際は土佐弁で喋っています。)

詳細は良書に譲る事として・・・、

薩長同盟の立役者として、まず思い描かれるのは龍馬でしょう。
しかし、真の立役者は中岡慎太郎だという人もいます。

慎太郎の薩長への根回しがなかったら、同盟は成立して
いなかったかもしれません。

ここまで書くと私はアンチ龍馬と思われるかも
しれませんが、龍馬の大ファンでもあります。

私は、父親の何気ない一言から慎太郎を学ぶようになり、
龍馬を学びました。

そして彼らのその生き様は、
少なからず私の人生に影響を与えています。

こういったように、『何気ない一言』が
人生を変えるケースも少なくないと思います。

普段の生活の中で 、あるいは、お客様との打合せの中で
人生を変える(大袈裟かもしれませんが)ような
新たな発見や出会いがあるかもしれません。

皆様、チャンスを見逃さないよう、聞き逃さないよう、
アンテナの指向性を鋭く、『有意注意』で事に臨みましょう!
(偉そうな事を書いていますが、なかなかできないのが現実です。)

セミが鳴く季節になりました。
熱中症には、くれぐれもお気を付け下さい。

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