ミス種類別・3つの失敗改善法【ネミーマガジン第107号】
いつもネミーマガジンをご覧いただきありがとうございます。
今回はスマートミライ事業部の新舘が担当させて頂きます。
人間、ミスをしても、
それを糧に改善していく姿勢を持つことが、
大切だと思います。
そこで、失敗を糧にするため、
ミスの種類別の対策を、
私の経験も交えて3つお伝えしたいと思います。
①記憶ミス
記憶より、記録。「メモを取る」に尽きます。
20年ぐらい前、お客様の会社で、
「ワークステーション」と呼ばれる、
PCの親玉みたいなコンピューターで
ソフトの更新作業をしたときのこと。
更新用のCD-ROMを読み込む機械が無いという
事前打ち合わせの話を忘れ大慌てしました。
幸運なことに、近所で同僚が同じ作業をしており、
機械を借りてなんとか無事終了。
人間の記憶など、あてにしてはいけませんね。
②注意ミス
一歩ひいて「俯瞰」するのが大事です。
見えなくなっている自分に気づくことからでしょうか。
サーバ設置作業をしていたときのこと。
サーバの裏側は、ケーブルがうっそうと密集しています。
既設と新設のサーバを並べて作業しており、
しっかり確認せずに、抜いてはいけない既設サーバのケーブルを
「抜くのはこれだろう」と抜いてしまい、
ネットワークを落としてしまいました。
すぐさま一緒に作業していた同僚が差しなおしてくれて
数秒でネットワークは復旧しました。
たくさんのケーブルを前にして圧倒されても、
一歩ひいて冷静に判断することは、とても大事だと
実感した一件でした。
③判断ミス
脊髄反射で動く「反射思考」ではなく
いったん検証を挟む、「熟考思考」が良いといいます。
フランス出張時、空港から出た直後。
すぐ前の車の若いドライバーが親指を立てて、
「ノッテケヨ」と片言の日本語。
「親切だなあ」と思いすぐに乗り込み、
目的地まで送ってもらいました。
・・・ボッタクリでした。
ちょっと考えれば、そんな外国人、
怪しいことぐらい分かりそうなものですよね。
お人好しの私は、反射的に喜んで乗ってしまいました。
その他、人並みに色々と失敗をしつつ、
都度、改善の毎日です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
今後ともネミーをよろしくお願いいたします。