「かぼちゃの馬車に乗車拒否されたシンデレラ」【ネミーマガジン第112号】
いつもネミーマガジンをご覧いただきありがとうございます。
今回は生産部の山本が担当させて頂きます。
*****編集担当より*****
今回より、「私のしくじり、失敗体験」をテーマに
お送りする予定です。
今回はその第1回目です。
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最近、年のせいか疲れるとすぐに眠くなってしまいます。
しかも、私はどこでも寝られる特技を持っています。
(逆に、どこでもスッと寝てしまうのです)
そんな私は、当社御殿場工場のメンバーから、
「シンデレラ」
と呼ばれています。
別に、工場長や上司などからいじめられているわけではありません。
ボロい服ではなく清潔な作業着を着ております。
シンデレラの理由は、
「飲み会で12時前にいったん寝るから」
です。
我が御殿場工場のメンバーはとても元気で、
飲み会は一次会、二次会と続き、
翌日まで飲み明かすことが多々あります。
そのため、私はいったん一次会で寝て活力をためて、
二次会から朝まで頑張るのです。
昨年の忘年会のこと。
私はいつものとおり一次会で爆睡。
ひととおり寝てもまだ眠く、
これはさすがに帰ろうと思い、
メンバーに別れを告げて店を出ました。
……とここまでで私の忘年会の日の記憶は途切れているのです。
ここから先は、後日聞いた話になります。
一次会の店を出て、
私はおそらくタクシーを呼び止めたようです。
しかし、寝ぼけ眼の私を見て乗車拒否をされ、
私は真冬の御殿場に一人残されました。
なんで乗車拒否されるの?とお思いでしょうか。
実は、我が町御殿場のような風光明媚な土地では、
運転手によるタクシー乗車拒否は珍しくありません。
「酔っぱらってるから」
「あっちは雨がすごいから」
「雪がすごく積もってるから」
「今日の占いで方角が悪いって言ってたから」
※最後のはさすがに違います
あわれ乗車拒否に遭った私は、なんとその場で爆睡。
目の前の店では工場の仲間が飲んで盛り上がっている中、
真冬の風に吹かれて命の灯が消えようとするそのとき!
偶然出てきた近くのお店の店員さんに助けられ、
事なきをえました。
みなさま、睡眠は大事ですが、
時と場所には十分お気を付けください。
かぼちゃの馬車に乗車拒否をされたシンデレラからの
心からの謹言です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。