「最後まで諦めない」そして「感謝の気持ち」【ネミーマガジン第30号】

皆様、こんにちは。技術部の加納です。

熱狂の中、リオデジャネイロオリンピックは、
あっという間に終わってしまいましたね。

日本選手団は過去最高のメダル41個を獲得し
大活躍でした。

選手のひたむきな姿に感動を覚え、
元気や勇気を貰った人も少なくないと思います。
私もその1人です。

選手がインタビューに答えているのを聞いていると、
共通して出てくる言葉に気づきました。

一つは「決して最後まで諦めない」。
もう一つは「周りへの感謝の気持ち」です。
仕事にも通じているのではないでしょうか?

私の経験談を・・・。
少々お付き合いください。

5年前の記憶を呼び戻してみます。

2011年3月の東日本大震災発生後、
夏場に予想される電力不足問題に対応するため、
当時、東京電力や東北電力管内では、契約電力の
大口需要家に対し、7~9月の平日9時~20時の間、
15%の電力使用量削減を義務付けました。

国難にひんしている状況の中、
ある大手コンビニは「スマートセンサー」を使った
電力使用量の「見える化」により、当初義務付けられた
15%の削減量を大幅に上回る25%を目標とする
自主行動計画を策定しました。

そして、この重要な「スマートセンサー」の開発依頼が
私のチームに舞い込んできたのです。
その開発スケジュールは、通常では考えられないほど
タイトなものでした。

夏場の電力不足を乗り越えなければならないという
社会的な意義、そして震災後の状況が関係者を奮い立たせ、
まさに天命のようなものを感じ、ついに私のチームは
開発を進めることを決心しました。

開発途中で心臓部となる部品の生産工場が被災して、
部品変更を余儀なくさせるなど多くの困難を極めました。

しかし、全員が何としても夏場に間に合わせるという
”強い意志”そして”信念”を持って真正面からぶつかり、
特に最後の2週間は徹夜で作業を行うなどして、
決して最後まで諦める事なく開発を進めました。

その結果、非常にタイトなスケジュールでしたが、
「スマートセンサー」は予定通り完成し、夏場前に
出荷を開始することができたのです。

私は、その達成感と関係者への感謝の気持ちで、
胸がいっぱいになった事を今でも覚えています。
まるで金メダルを取ったような気分でした。

そして、この「スマートセンサー」の技術をベースとして
開発された製品が、ネミーの遠隔監視システム
「エネライン」です。

震災が無ければ「エネライン」は誕生していなかったかも
しれません。

まだまだ、こんな裏話が沢山あるのですが・・・。
長くなってしまうので、この続きは、皆様にお会いした時に。

さあ、秋です。夏バテともおさらばです。
メダリストに負けないよう頑張っていきましょう!

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