「お笑い芸人」が書いた「ビジネス書」ベストセラーの話【ネミーマガジン第69号】
皆様
いつもネミーマガジンをお読み頂きありがとうございます。
今回は管理部の高梨が担当します。
「革命のファンファーレ」という本をご存知でしょうか?
キングコングというお笑いコンビの西野亮廣さんが書いた
『ビジネス書』が売れに売れています。
芸人がビジネス書を書く!? そんなバカな!?
そう思っている方には、一度読んでいただきたいです。
1万部売れれば大ヒットの絵本の世界で、「えんとつ町のプペル」
という絵本を書いて30万部売ったその経緯や、そのために
「クラウドファンディング(ネットによる寄付のようなもの)」
で数千万円集めるためのロジックなどが書いてあります。
既成概念に捉われない観察眼と行動力に手に汗握ること請け合いです。
「革命のファンファーレ」で重点的に語られていることがあります。
それは「お金より信用」ということです。
ITの進化により、お金の流動性が大きく増加し、
クラウドファンディングに象徴されるような、
必要な時に支援を募り、それに対して法人も個人も簡単に出資でき、
支援を受けられる仕組みが整ってきました。
そんな時代には「お金を分捕っていく人」よりも
「ついお金を出して支援したくなる人」に、
よりお金が集まるようになると語られています。
「ついお金を出したくなる」=「信用がある」人に、
お金が自然と集まるようになる。
では、信用を貯めるにはどうすれば良いか。
革命のファンファーレでは、明快な答えがあります。
「嘘をつかない」
これのみです。
嘘をつかず、実直に行動していれば、結果的に周囲から信頼されて、
本当に支援や協力が必要なときに助けてもらえるようになる。
自分でも書いていて「うわっ」と思うくらいキレイゴトですが、
生き馬の目を抜くような社会に若干の居心地の悪さを感じていた
鈍臭い私にとっては、いい流れだと感じています。
ともあれ、お笑い芸人が書いたビジネス書を読んだというだけでも、
話のネタになると思います。よろしければご一読を。
最後までお読みいただきありがとうございました。