お客様と工場の「橋渡し」として~オーダーメイド製品にかける想い~【ネミーマガジン245号】

いつもネミーマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。 今回は、技術部よりお届けします。 

■ 「想い」を形にする、情報の翻訳者として

 私は現在、架台や設備まわり、階段といったオーダーメイド製品の設計・開発に携わっています。 既製品をお届けするのではなく、お客様が抱かれる「こういうものが欲しい」という抽象的なイメージを整理し、製造現場(作り手)へ正確に伝え、具体的な形にしていく役割です。

専門知識をお持ちのお客様ばかりではありません。「実現したいことはあるけれど、どう表現すればいいかわからない」というご相談も少なくありません。逆に、製造側も言葉だけでは判断が難しいケースがあります。

だからこそ、私はその間に立ち、情報を噛み砕き、必要な形に整えます。コストを抑えつつ、最大限のご満足をいただける製品を作り上げる。この“橋渡し”のプロセスに、今の仕事の一番の醍醐味を感じています。

■ 得意分野の「図面」で、チームに貢献する

 昔から図面を描くことが得意で、それが自身の強みだと自負していました。前職では試行錯誤の日々でしたが、ネミーと出会い、空調機の防振架台だけでなく、そこから派生する多様な製品展開を知った時、「自分の経験と強みが役に立つかもしれない」と直感し、入社を決めました。 実際、社内は温かく、個々の得意分野を活かせる環境だと感じています。

■ 目の前の課題に、一つずつ誠実に向き合う 

私の仕事の流儀は、「目の前の課題を一歩ずつ、着実に解決すること」です。 以前、化学プラント関連の複雑な装置開発に関わった際、当初は全容がつかめず苦戦しました。しかし、徹底して調べ、周囲に聞き、思考を重ねることで、道は開けました。 その経験から、「華やかではなくとも、地道な積み重ねが確かな形になる」と確信しました。今の設計業務も、その信念の延長線上にあります。

■ 「一回で伝わる」アウトプットを目指して

 図面や資料を作成する際、常に意識しているのは「相手視点」です。 見た瞬間に内容を理解でき、スムーズに次の工程へ進める資料。単に描く(作る)のではなく、「相手にとって分かりやすいか」「使いやすいか」を最優先に、必要な情報を過不足なくまとめることを心掛けています。

■ 技術を磨き、さらなる高みへ

 技術の世界に終わりはありません。今後は、現在使用しているCADに加え、新たな設計ソフトの習得など、さらに図面作成能力を向上させていきたいと考えています。 仕事でも趣味でも、自身の「得意」を少しずつ伸ばしていくことが、日々の充実、ひいてはお客様へのより良いご提案につながると信じ、これからも邁進してまいります。


【リレー質問】「好きなおにぎりの具は?」

 「おかか」です。たまに食べると、あの絶妙な塩梅が体にしみわたり、やっぱり美味しいなと実感します。濃い味付けが多い現代において、素材の味を活かした“たまに食べるおかか”が、薄味派の私にはちょうど良い癒やしです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。