図面を読み解き、現場を繋ぐ購買の奥深さ【ネミーマガジン247号】

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ただ“買う”だけではない、購買調達の面白さ

私は購買部で、主に部材の発注、価格交渉、そして納期調整を担当しています。

「購買」と聞くと、単に「必要なものを買い揃える仕事」というイメージを持たれるかもしれません。しかし、実際の業務はそれだけにとどまりません。発注する部材の「図面」を正しく読み解き、その内容を深く理解した上で、協力会社様にどのように製造を依頼するかを最適化していく必要があります。

日々の業務では、初めて目にする材質や特殊な仕様に直面することも珍しくありません。そのたびに自ら調べて知識をアップデートし、協力会社様へ正確に意図を伝える。そうして一つずつ自分の引き出し(知識)が増え、専門性が高まっていくことに、この仕事の大きな面白さを感じています。

地元で見つけた、自分にフィットする場所

私がネミーへの入社を決めた最初のきっかけは、実は「慣れ親しんだ地元で、ものづくりに関わる事務職に就きたい」というシンプルな動機でした。

しかし、いざ入社してみると、そこには想像以上に奥深い世界が待っていました。単なるルーチンワークの事務作業ではなく、製品知識、図面、材質、納期、コストなど、無数の複雑な情報を整理し、全体をコントロールしていく役割を求められます。

常に「どう進めるのがベストか」を思考し、主体的に動くことが求められる環境は、自分自身の性に非常に合っていると感じています。

モットーは「徹底的な効率化で、最大の成果を出す」

仕事において常に意識しているのは、「後戻りを発生させないこと」です。

購買調達の次の工程を担うのは、協力会社であったり、社内の製造部であったりします。私たちの段階での依頼内容が曖昧だと、巡り巡って現場での不具合となり、最終的にはお客様への影響や自社への負担として返ってきてしまいます。

だからこそ、「次の人が最も動きやすいように、情報を100%整理してバトンを渡す」。これこそが、私のこだわりです。

無駄を徹底的に省き、手作業だった業務をExcelやGoogleのツールを用いて半自動化するなど、仕組みから改善していくことに、今とても大きな達成感を覚えています。

逆境が教えてくれた「学び続ける」という習慣

少し私自身の過去のお話をすると、大学では情報工学を専攻し、新卒ではIT企業でプログラマーとしてキャリアをスタートしました。しかし、当時はリーマンショックの直後。不況の煽りを受け、入社後まもなく会社都合での退職を余儀なくされるという経験をしました。

社会の厳しい現実を突きつけられた当時の私は、「これから先、どんな環境でも生き残っていくためには、自ら学び続けるしかない」と強く痛感しました。

資格の取得や、新しい知識をどん欲に吸収する習慣がついたのは、この原体験があったからです。今、新しい部材や加工方法に出会ったときに「まず自分で徹底的に調べる」という姿勢が身についているのも、あの時の経験が血肉になっているのだと感じます。

オフタイムの過ごし方

休日は、自宅でゲームを楽しんだり、妻とドライブに出かけたりしてリフレッシュしています。 仕事から一歩離れて外の空気に触れることで、平日に頭を悩ませていた課題の解決策が、ふっとクリアに浮かんでくることもあります。

おすすめのランチは?

迷わず「春巻き」です!お弁当のおかずとして定番ですが、パリッとした食感とジューシーな具材のバランスが最高で、毎日の活力源になっています。華やかさは控えめかもしれませんが、気づけば自分の身体と日々の仕事を支えてくれている、なくてはならない「相棒」のような存在です。

これからも、自分なりの信念を持って

購買調達は、決して会社のフロントに立って目立つ仕事ではありません。しかし、現場がスムーズに回り、お客様に最高品質の製品をお届けできるかどうかは、私たちの地道な情報整理と交渉の積み重ねにかかっています。

ネミーには、表舞台の華やかさだけでなく、こうした「裏側で全体を支えるものづくりの面白さ」がたくさん詰まっています。この記事を通して、私たちの仕事に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

これからもネミーをどうぞよろしくお願いいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。