「女子大生アパート 秘密の浴室。~後編~」【ネミーマガジン第109号】
いつもネミーマガジンをご覧いただきありがとうございます。
今回は、前回に引き続き管理部の小林が担当させていただきます。
(前回のあらすじ)
社会人でありながら、女子大生(専用)アパートに住み続け、
異常なまでに滑る床となった浴室で足を滑らせて転んでしまった。
リフォームを見込んで、大家へ修繕依頼したところ……。
私の住むアパートの質素さは度を越えており、
さすがに今回はリフォームなどの抜本的な対応をしてくれるかと
期待して、大家に修繕依頼をしました。
それに対する大家さんの答えは、
『 お風呂マット 』
!!!!
ピンクの『 お風呂マット 』で手を打ってきたのです。
大家さんは昭和初期生まれの80代。
「贅沢は敵だ」世代の大家さんならではの発想です。
「リフォーム工事はしてくれないのか……」と
しぶしぶ受け取った『お風呂マット』
しかし、転倒防止効果・床の致命的欠陥を覆い隠す、
「究極の一時しのぎ」としては効果絶大だったことに
気付かされました。
実際に使ってみると、
可愛いピンクで汚れに強く、水はけも申し分ありません。
小さく折り畳んで収納も可能。
私はこの『お風呂マット』に、日本のおもてなしの心を感じました。
まるでアリ地獄のようだった浴室が、
なんということでしょう!
女子大生も恋するバスル-ムに大変身。
願いを叶えるピンクのアイランド(お風呂マット)が出現しました。
(あの番組のサザエさんのナレーションで脳内再生をぜひお願いします)
ものづくりの精神は、このようなものにもしっかり生かされていると
実感した次第です。
大家さんからいただいた、ジャパンプライド『お風呂マット』は、
私を守るため、今日も活躍しています。
2020年。
ものづくりのジャパンプライドを再興し、
製造業を盛り上げようと、
ネミーも新たな挑戦をいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。