カフェでの出来事【ネミーマガジン第39号】

みなさん、こんにちは。
管理部の小林です。

普段は社内で完全に裏方の業務をしている私が、
今回このようにみなさんにご挨拶ができることを
大変うれしく思います。

突然ですが、みなさんは忙しい毎日を送る中、
どのような方法で息抜きをしていますか?

私は自宅から近い静かなカフェで、
一息つく時間にとても癒されております。

つい先日、カフェでの出来事です。

いつものお気に入りの窓辺の席でコーヒーを飲みながら
本を読んでいると、スーツを着た若いサラリーマン風の
イケメン男性2人がお店に入って来ました。

そして私の方を見るなり、2人は大きな声で、
『あれっ、ツイてる! 最高タイプだよ!』
『えーっ? 最高ですか?』
と会話をしながら、私の方に近寄ってきました。

『マズイ!』
いきなり容姿について格付けをされてしまった私は、
居心地の悪さを感じて困り果てました。

近所という気軽さもあって、全く化粧をしていないうえ、
友人からは『昭和のジャージ』と命名されたえんじ色の
ズボンを履いていたのです。
今、彼らに声をかけられても立ち上がることはできません。

『素で勝負するしかない!』
と私が覚悟を決めて顔を上げた瞬間…
彼らは、スーッと私の横を素通りしたのです。

そして2人が見ていた先は私ではなく、
窓の外に見えるビルの建設現場でした。

建設現場では建物の周囲を覆っている灰色のシートを
よく見かけますが、彼らはそのシートを見ていたのです。

また、彼ら二人の会話から、彼らが建設業界に身を置く営業マンだと
いうことがわかり、私はその時、専門知識を学ばせてもらいました。

その建築シートには素晴らしい技術が結集しており、
工事現場では裏方の製品ですが、現場を目隠しするという
機能だけでなく、外部への危険物飛散防止、防炎・防音、
そして光を取り込み視界を明るく照らす採光効果もあるということでした。

彼らの冒頭の会話が
『あれっ、ツイてる! 最高タイプだよ!』ではなく
『あれっ、付いてる! 採光タイプだよ!』だったことは、
私個人の心情としては非常に残念なものでした。

しかし、こうやって建築現場の近くでも、
安全で静かにゆっくりコーヒーが飲めるのも、世界に誇れる
日本の”ものづくり”技術が活きているからだと実感できました。

ところで、みなさんはネミーの製品をご覧になったことが
ありますか?

ぜひ、ホームページをご覧頂けましたら大変嬉しく思います。
https://nemy.co.jp/

パッと目を引くような華やかさはなく裏方の製品かもしれません。

しかし、これらは素晴らしい技術の集合体です。
先ほどの建築シートと同様に、みなさんの快適な住生活を守るため、
陰ながら日々頑張っているものばかりです。

みなさんのご期待に沿えますよう、今後も邁進して参ります。
今年もご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

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